FX旋風 

マージンコールとロストカットとは?

   

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FXでは証拠金の何十倍、何百倍もレバレッジをかけて取引を行います。ハイリターンではあるのですが、レバレッジが大きくなれば大きくなる程リスクも大きくなります。

そこで証拠金を大幅に上回る損益がでないようにFX会社ではマージンコールやロストカットというシステムを用意しています。ここではマージンコールとロストカットについて説明してみようと思います。

マージンコールもロストカットもFXにおいて安全装置のようなものになりますが、FX初心者は基本として知っておいた方がよいでしょう。

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マージンコールとは?

FXの取引をすると利益がでる場合もありますが、もちろん損益がでる場合もあります。

FXにおいてレバレッジを効かせれば効かせる程にハイリスク・ハイリターンとなります。損益が保証金を上回る事態になる可能性もあります。

そんなリスクを回避するためにFX業者はシステムを用意しています。その一つがマージンコールです。

マージンコールとは保証金の維持率が一定の割合で下回った場合(例えば50%を切った場合など)に投資家に対してメールなどで警告してくれるシステムです。つまりは、かなり損益が出て危ないですよと警告してくれている事になります。

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マージンコールは強制力のあるものではなく警告ではありますが、ロストカットという強制処理が近づいているという事になります。

マージンコールを受けた場合は対応が次のような対応が必要となります。

  • 口座に追加入金して担保力を上げる
  • 取引を一部決済して維持率を上げる

ロストカットとは?

FXでは損益が大きくなった場合、口座の保証金以上の巨額の損を出す事を防ぐシステムがあると説明しました。その一つがマージンコールですが、これは危険な状態に迫っているという警告を出すものです。

これの一歩先を進んで強制的に決済させてしまうのがロストカットです。マージンコールで警告がされた後、投資家が何も対応せず、維持率が一定の基準を下回ると強制的にポジションを決済させてしまいます。

ロストカットは維持率の20%ぐらいで発動される業者が多いかと思いますが、これは業者による違いもあり、また自分で30%、40%、50%と決められる業者もあります。

ロストカットやマージンコールは利用者にとっては安全装置といも言えます。なぜなら保証金以上に損益がでてしまう可能性もあるからです。

ロストカットがあるとは言っても、相場があまりにも急激に変動した場合は、預けた資産以上の損失がでる場合もあります。

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 - FX初心者